宝島社発行の『田舎暮らしの本』が毎年発表する「移住したい都道府県」ランキングで、長野県が2021年も首位に輝き15年連続最も移住したい都道府県に選ばれました。
なぜ長野県はこれほど移住したい都道府県ランキングで1位を取り続けているのか?阿部守一知事は「オール信州で移住促進に取り組んでいるから」と述べていますが、実際のところはどうなのでしょうか?
本記事では移住したい都道府県ランキングで15年1位に輝く長野県に移住したい人に、移住前に読んでほしい記事をまとめました。長野県の素晴らしいところから移住の際に気を付けたほうがいいことを書いた記事までまとめたので、ぜひ参考にしてください。
→長野県が移住したい都道府県15年連続1位になるまでの政策的変遷を知りたい方はこちら
後悔しない長野県への移住を実現するために読みたい記事
長野県がなぜ移住先として人気なのか知りたい人におすすめの記事
長野県が移住したい都道府県ランキングでいつも1位に輝いていることは知っていても「なぜ、長野県が1位になっているのか」「長野県の何が魅力なのか」を知っている人は意外と少ないはず。この記事では多角的に長野県の魅力を捉え「これこれこうだから、長野県は移住したい都道府県ランキングで1位になっているんです」と分かりやすく説明しています。
なんとなく今回のニュースを聞いて長野県に興味関心を持った人におすすめです。
移住後に後悔しないために移住前に読んでおきたい記事
移住したい都道府県ランキングではプラスの面がクローズアップされますが、1位の長野県でも他の都道府県でも移住後に後悔したり他の地域にしておけばよかったと思ったりしてしまうことはあります。
この記事では、地方・田舎に移住する際に後悔することの多い8つのことを分かりやすくまとめ失敗しないための解決策を分かりやすく解説しています。移住に向けて動き出そうとしている人におすすめの記事です。
→田舎に移住してから後悔しないために知っておくべき8つのことと解決策
移住したい県1位の長野県は77市町村あるので比較検討したい方にはこちらの記事
長野県は全国で二番目に市町村数が多い都道府県です。全部で77市町村がありその約半数を村が占める長野県の魅力は、地域によって歴史や文化が全く異なること。移住ランキングでは都道府県で括られますが、都道府県単位で移住先を検討しているうちは本当に魅力的な市町村に巡り合うことはできません。
そこでおすすめなのが、この記事からなんとなく惹かれる市町村の移住ページを見ていくこと。自治体がどれほど移住促進に力を入れているかの最もいい指標が移住関連のページを見ることです。デザイン、情報量、インタビュー記事、更新頻度など複合的に自治体のサイトを比較し施策を比較することで本当に住みたい地域がみえてきます。
地方移住で起こりがちなトラブルと回避方法を徹底解説
地方移住先の環境や慣習は都会のものとは大きく異なります。例えば自治体や町内会と呼ばれる地域組織がその一例です。アパートやマンションの組合に近い存在ですが、自然と共存している地域が多いため草刈りや伝統のイベントなどが+@で活動として発生します。地方とこれまで関りがなく都会でこれまで生活してきた人に特に読んでいただきたい内容になっています。
→地方移住先で注意すべきトラブルまとめ-8つの事例から気を付けるべきポイントを解説-
移住したくない自治体の特徴は?見分け方チェックリスト
地方移住は実際に住み始めてみないと本当の地域の姿は分からないとよくいわれます。「住み始めたらすごく保守的な地域で嫌な思いをたくさんする」といった声が聞かれることもしばしば。
この記事では人気の移住先No,1の長野県で長年多くの移住者にインタビュー調査を実施し、数多くの自治体の移住担当者とつながっている筆者だからこそ分かる「移住者の受け入れに消極的」「移住の受け入れ態勢が整っていない」など移住したくない自治体の特徴を紹介していきます。
移住先での子育てのリアルを知る
家族で地方に移住することになった!そんなとき最も多くよせられる不安の一つが「地方移住先での子育て、うまくいかなぁ」というものです。子どもの数が少なく学校の選択肢が少ない?医療機関は充実している?いじめられない?そんな不安を抱く人は多いはず。
2018年に一般社団法人移住交流推進機構JOINが実施した「若者の移住」調査の結果をもとに、この記事では「よくあがる地方移住先で不安なこと」とそれに対して実際に地方で子育てしている方々と交流のある筆者がリアルな実感をお伝えします。子育て世代必読記事です。
長野県で移住先として人気な市町村を徹底解説した記事
長野県第二の都市で移住者増加中の松本市をもっと知りたい方に読んで欲しい記事
長野県松本市は移住調査で常に上位にランクインする人気の移住先です。田舎暮らしの本による移住意向調査で、13年連続移住したい県NO,1の長野県の中で、特に人気ということは全国で最も人気な移住先の1つといっても過言ではありません。
では、人はなぜ松本市に魅かれ移り住むのでしょうか?住んでいる人も観光客も、なんとなく松本市の雰囲気の良さやオシャレさを感じていつつも言語化できていないはず。この記事では、みんながなんとなく感じている「松本市の移住先としての魅力」を、実際に移住した人へのインタビューと元住民の体験、データをもとに10個ピックアップしてみました。
東京に近く新幹線の駅もある上田市のことを知りたい方におすすめの記事
上田市は、長野県の東信地域にある人口約157,000人の地域です。長野県内で3番目に大きな市で、東京都のアクセスの良さから二拠点居住者や地方移住のキッカケに住む人が最近は増えています。上田市を一言で表すなら「文化レベルが高く暮らしやすい地域」です。歴史と暮らしやすさが両立する上田市の魅力を感じてみてください。
→長野県上田市に移住したくなる10の理由-補助金や支援・セミナーも充実・子育て、女性が仕事する機会も!-
移住ランキングで常に上位にランクインする東御市を知りたい方はこちらの記事
東御市は、長野県の東信地域に位置する人口約3万人の市です。各種調査で「暮らしやすい街」「住みやすい街」として上位にランクインする移住人気地域で、近年は若者から第2の人生を他の住むアクティブ・シニア層まで幅広い方々に支持されています。
2019年8月~2020年2月まで長野県の移住・IT促進事業「おためしナガノ」で東御市に拠点を置き半年間、東京と行き来しながら生活をしてみた私が暮らしてみて分かった東御市の魅力を、データと移住者へのインタビュー、体験をベースに8つ挙げた記事です。
→長野県東御市に移住したくなる8つの理由 おためしナガノ体験者がレポート!
みんなが憧れる安曇野に移住した人におすすめの記事
本記事を書いている私は、1999年に安曇野エリア(池田町)に移住してきました。途中、拠点を変えつつも約20年間、安曇野エリアに住み続けて分かってきた移住先として人気な理由をこの記事では18個列挙しています。
住んでいて良いことばかりでないことも事実としてあるので「よいところ/メリット」と「いまいちなところ/デメリット」の両方を正直に書いているので、安曇野移住を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
→長野県への移住で安曇野を検討している人が知っておきたい18のこと
移住するときに知っていると得する情報記事
国や都道府県の補助金/支援金
引越し侍調べによれば単身で都道府県を超える引っ越しをする場合4万円~10万円ほどかかります。プラス車代、家具や雑貨など移住は最初に数十万円~数百万単位の費用がかかるのです。本記事では国や都道府県による地方移住を後押しする補助金・助成金を一部紹介しています。長野県では「おためしナガノ」というIT従事者向けの制度もあるのでぜひチェックしてみてください。
→地方移住するなら絶対チェックしたい国や自治体の補助金/支援金
家を探すときに便利な空き家バンクを0から知りたい方はこちらの記事
自治体が運営している空き家に関する情報ページ「空き家バンク」の仕組みや使い方を0から解説しています。中古物件を借りて安く移住したい方、古民家を購入しリノベーションして移住したい方、移住に伴って今住んでいる家が空き屋になる予定で困っているからに向けた記事となっています。
フリーランス必見!長野県のおしゃれなコワーキングスペースまとめ記事
この記事では、長野県内に30以上あるコワーキングスペースの中からおしゃれで使いやすい10か所を実際に訪れてつかってみたライターが紹介しています。IT系のフリーランスや長野県に移住後もテレワークで仕事を続けたい方々の参考になること間違いなしです。
地方に移住したいけど一歩踏み出せない方におすすめの記事
「移住したいけど実際に行動するのはちょっと…」という方、多いですよね。そんなあなたを移住から妨げているものは何なのか、この記事では各種調査から「移住したいけど移住できない人は、なぜ移住できないのか」「移住したい人が移住するために整えるべき条件は何か」を分析しています。行政で移住促進に関わっている方におすすめの記事です。
→「若者の移住」調査結果から読み解く-地方移住を妨げている要因とは?
KAYAKURAには他にも移住を考察する記事がたくさんあります

KAYAKURAには、ここで紹介した以外にも地方移住を考察する記事が数多くあります。移住したい都道府県ランキング14年連続1位の長野県は、先ほど触れたように自治体数がとても多い県であり自治体によって移住への取り組みや受け入れ態勢は全く異なります。KAYAKURAをはじめ移住にフォーカスした記事を事前にたくさん読んで、後悔することの内容に情報収集をしましょう!
KAYAKURAでは地方移住・新しい時代のライフスタイルに関する講座や勉強会の講師・WSのファシリテーション、執筆、関連した地域活性化・地方創生・観光インバウンドなど関連事業のサポート/コーディネートを行っております。お困りの方はお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。
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制度
移住先進県 長野県の移住支援と移住施策の歴史と現在の取り組み
はじめに-地方への移住を意味する「Iターン」という言葉が生まれた長野県- 長野県は全国の都道府県の中でも早くから移住促進に取り組んできた歴史がある。 このことを象徴する事実として今日、特に都市圏在住者に代表される人々が出 […] -
コラム
「補助金」という移住促進施策をやりすぎないほうがいい理由-地方移住を妨げるのはコ…
「移住促進のための金銭的補助」は一定の移住希望者から求められてはいるものの、そこまで効果的ではないと考えられます。そして同じ金額を投資するのであれば、今よりももっと地域住民の生活満足度や幸福度を高めるために使ったほうが、結果として移住者との関係性が長続きすると考えることができるのです。 -
制度
総務省 2021年度に地域おこし協力隊員をまとめる「協力隊マネジャー」新設へ
日本経済新聞8月11日記事によると、総務省が地方に移り住んで地域活性化事業などに取り組む「地域おこし協力隊」制度で、隊員のまとめ役や活動の責任者を担う「協力隊マネジャー」を2021年度に創設する考えであることがわかった。 […] -
コラム
移住促進を阻む地方の「仕事不足」-過去40年のデータから考察-
「地方移住希望者は増えている」という話を聞くことが多い今日、移住希望者が多いにも関わらず実際に移住する人の数が思うように伸びない原因として「仕事」がネックになっていることが、各種調査で明らかになっている。 一般社団法人移 […] -
コラム
単純化した「田舎の排他性や偏見」を批判する人たちがもつ偏見-長野県小諸市 コロナ…
2020年7月24日、職員の新型コロナウイルス感染が確認された長野銀行小諸支店(長野県小諸市)にコンクリート片のようなものが投げ込まれる事件が発生した。県警は、職員の感染を理由とした嫌がらせの可能性もあるとみて、器物損壊 […] -
コラム
ワーケーションとは?「仕事or休暇」から「仕事and休暇」へ-ワーケーション事業…
近年、注目される新しい働き方(休暇の在り方)「ワーケーション」。WorkとVacationを組み合わせた言葉で、「リゾート地や観光地など普段とは違う場所で働きながら休暇をとる」ことを指します。 全国では長野県や和歌山県が […]