長野県上田市に移住したくなる10の理由-補助金や支援・セミナーも充実&子育て・女性が仕事する機会も充実!-

上田市は、長野県の東信地域にある人口約157,000人の地域です。長野県内で3番目に大きな市で、東京都のアクセスの良さから二拠点居住者や地方移住のキッカケに住む人が最近は増えています。

本記事では、そんな上田市の知ったら住みたくなる&移住したくなる10のポイントを、地域コーディネーターとして長野県内外の市町村の地域づくりに関わり、大学院で移住について研究する筆者が紹介します。上田市を一言で表すなら「文化レベルが高く暮らしやすい地域」です、それではご覧ください!

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長野県上田市に移住したくなる10の理由

東京から上田へのアクセスは新幹線も高速バスも抜群

東京から最も近い長野県内の人口15万人以上の地域である上田市は、新幹線で約1時間20分あれば東京~上田間を移動できます。長野駅までが1時間40分~2時間、松本市だと新宿駅から採級で2時間30分以上かかることを考えると、いかに近いかがわかります。

上田市にはインターチェンジもあるので、高速バスでの首都圏へのアクセスも抜群。3時間30分~4時間で上田~池袋間を行き来できます。自家用車の場合は3時間あれば都内まで行けるため、平日は東京で働き週末だけ上田市に帰ってくる単身赴任や二拠点移住も可能です。

サマーウォーズ・真田丸・青天の霹靂・るろうに剣心など有名映画のロケ地が上田市には沢山

上田市は1番目の首都圏からのアクセスの良さと関連して、映画やドラマのロケ地が多くあります。劇団ひとりが監督を務めた映画『青天の霹靂』で劇場として使われた上田映劇、真田氏関連の史跡が多く登場したNHKの大河ドラマ『真田丸』など、1度は行ってみたくなる場所ばかり。映画ドラマと同じ世界で暮らせるなんで、夢のようじゃありませんか?

上田城や別所温泉・鹿教湯温泉などの歴史ある観光地

上田市の歴史は古く、奈良時代にはすでに全国的に知られる名湯別所温泉はあったと言われています。8世紀には信濃国分寺が造られ、戦国時代になると大河ドラマで有名になった真田氏が上田一帯を治めるようになります。このように、上田市は1300年以上の歴史を持ち、さらに上田城が造られたことで城下町として発展しました。今でも、中心部内外含め、城下町の名残や史跡が多く残っています。

上田市は全国トップレベルの晴天率 雨が少ないので気分も晴れやかに

上田市は、年間降水量が900mmと全国有数の少雨地域です。以内にはいたるところにため池があり、昔から晴天率が高く雨が少なかったことが分かります。少雨地域でありながら水不足に陥らないのは、ダムが多いため。山際に行くといくつもダムがあるので水不足を心配する必要はありません。

雨が少ないということは、外でのアクティビティが楽しめるということ!上田市には菅平高原スキー場や毎年大規模なスカイランニング大会が開催される太郎山、その他、多くのウォーキングコースやキャンプ場があるので、土日はアウトドアを満喫できます。

長野県内で最も大学が多い地域の一つ上田市 若者が多くいます

上田市には、信州大学繊維学部、長野工科短期大学、公立長野大学、上田女子短期大学と4つの大学があります。外語が学べる専門学校を市内に2校あり、学生総数は数千人!地域のお祭りやイベントのほか、どこのお店に行っても大学生が働いていたり集っていたりと若者が多いのが上田市の特徴です。

また、最近は、若い人だけでなく社会人になってから学びなおしたい人を対象とした社会人大学や公共講座も数多く開催されているので、もう一度学びを深めたい方、心機一転、新しい分野で活躍するために勉強したいと考えている方におすすめの地域です。

女性、子育て世代、お母さんたちが働きやすい環境作りで全国的な注目を集めている

地方の子育て中の女性が活躍する機会をつくる企業として、様々なメディアに登場する株式会社はたらクリエイトが本社を置く上田市。はたらクリエイトでは、主にパートタイマーと短時間正社員 計68名が働き、そのうち約95%は1歳~小学生程度の子を持つ女性で、結婚や子育てを機にUターンした地元出身者のほか、パートナーの転勤で県外から移住してきた方がいます。

もともと長野県内のコワーキングスペースの走りだったはたらクリエイトが、地方の女性にに焦点を当て始めたことで、立地する上田市も子育て世代や女性の働く機会にの創出に力を入れ始めています。

別所温泉、鹿教湯温泉、真田温泉、霊泉寺温泉…上田市には良質な温泉がたくさん!

上田市は、平成の大合併で周辺市町村と合併し面積が大きくなったことを期に、温泉が多い市町村になりました。

長野県で最も古い温泉エリアで今でも全国から多くの人が足を運ぶ名湯であり、国宝八角三重塔 安楽寺や北向観音がある別所温泉

鹿が見つけたという伝説を持ち15か所以上の日帰り入浴が楽しめる旧丸子地区の鹿教湯温泉

真田氏の時代からすでにあり、現在も営業する場所は少ないながらも上質なお湯で温泉好きをうならせる真田温泉

旧丸子地区にあり古くから湯治場として栄えた病に聞く温泉 霊泉寺温泉などなど。とにかく魅力的な温泉がたくさんあるので、移住したら、毎週いろんな温泉を楽しむことができます。地域住民向けに1回150円ととても安く入れる温泉があるのも魅力の一つです。

イオンやショッピングモールなど娯楽施設も充実しつつおしゃれなお店もある!

上田市の魅力は、自然や歴史、文化が充実していながらもショッピングモールや大規模な郊外店舗が一通りそろっていることです。上田駅周辺には、イオンモールとArioがあり、Arioの中には映画館も入っています。市街から少し離れインターチェンジのほうに行くと、洋服店、家具店、電気屋さんなど日常生活に必要なお店の大規模店舗がズラリ。

一方、上田市は10年ほど前は空き屋が多かったのですが、近年、移住者を中心に中心市街地の空き家をリノベーションしおしゃれな空間に生まれ変わらせるケースが増加。歩きたくなるおしゃれな市街として少しずつ認知度を高めています。

軽井沢、長野市、白樺高原、松本市、県内どこへもアクセス良好

上田市は、首都圏へのアクセスがいいだけでなく長野県内どこでもアクセスがいいことも強みの一つです。避暑地として有名な軽井沢まで車で1時間、長野県の県庁所在地で善光寺がある長野市まで同じく車で1時間、白樺リゾートファミリーランドまで車で1時間弱、長野県内第2の都市でこちらも移住先として人気の松本市まで車で1時間。

車さえ持っていれば、長野県の北信東信地域はどこでもアクセス抜群です!また、最悪、車を持っていなかったとしても新幹線も在来線も止まる駅があるので他市町村よりははるかにアクセスは良好です。

上田市にはランチやディナーが美味しいご飯屋さんが数多くある

上田市のご飯の特徴は、大学生が多いということで「量が多いこと」。もちろん味も美味しいですが、満足いくまで食べられるのが上田市のお店の特徴です。そのほか、上田市には美味しいお蕎麦屋さんがたくさんあります。また、今川焼のような形状で上田市のソウルフードとして知られるじまん焼きや、しょうゆニンニクベースのたれに付けて食べるおいだれ焼き鳥も大人気です。

上田市は観光・生活・歴史・文化の四方向良しの暮らしやすい地方都市

上田市は、人口15万人の都市でありながら合併後は自然豊かな地域も増えました。車で30分の範囲内にショッピングモールがあり、駅があり、別所温泉があり、大学がありと暮らしやすい地域の優等生のようなまちづくりが行われてきました。

上田市は、まだまだ変革途中で成長途中の市です。長野市や松本市と比べてまだまだ引き出せていないポテンシャルにあふれた地域なので、移住を検討してみるのもいいかと思います。いきなり移住したり自分たちで行くのが不安な方は、上田市が主催する移住体験ツアーに参加してみるのもありかもしれませんね。

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最後に、効率よく学ぶために本を電子版で読むこともオススメします。

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この記事を書いた人

KAYAKURA 編集部

これからの地域・社会・観光を考えるWebサイトKAYAKURA編集部です。編集部記事では、KAYAKURAメンバーの専門性を生かした記事や、わかりやすくまとめる解説系記事を公開しています。