- コラム
都市と地方の二項対立を乗り越えるために-コロナ後は固有名詞で地域を語る/地方の大…
1800年代後期、社会学者G. ジンメルはドイツの首都ベルリンが「地方」から「都市」へと変容していく […] - コラム
成功する地域活性化は日常生活に立脚している
日常生活に立脚しない地域活性化は、根の無い花のように表面的には美しくてもちょっとしたことで倒れ枯れてしまう。逆に日常生活に立脚した地域活性化は、花が咲くのがどれほど遅くてもちょっとやそっとで倒れることなくいつか必ず花を咲かせる。そして花はなかなか枯れず水をあげることで常にイキイキしている。 - コラム
コロナ収束後に地方移住は加速するのか?-新たな分断と共同体マインドを超えて-
ビッグローブが実施した「在宅勤務に関する意識調査」の調査結果第3弾が2020年5月7日に発表された。「日本国内で在宅勤務が一般的になった場合、社会現象として起こり得ると思うこと」という質問に対して、38.8%が「地方に住む人が増える」と答えた。果たして本当に地方移住は加速するのだろうか? - コラム
人間中心主義からの脱却とニューノーマル-コロナ後の「共生」と「持続可能性」-
ニューノーマルはコロナ前とは異なる慣習・ライフスタイルを私たちに求める。コロナ前と大きくライフスタイルは変わるのか、それとも変わらないのか。ニューノーマルが日本より早く訪れている中国・欧米の動向を注視することが求められるが、ここで1度立ち止まって考えてみたい。 - コラム
バックキャスティング, アウトサイド・インとは?-SDGsで大切な2つの考え方-
SDGsに企業や自治体・個人が取り組む際に悩ましいのが「考え方」です。明確な17の目標と169のター […] - コラム
新型コロナウイルスで明らかになったSDGsの意義と重要性-ニューノーマルとSDG…
新型コロナウイルスは「当たり前の日常」を一度壊し、新しい日常「ニューノーマル」をつくることを私たちに […] - コラム
共同体2.0-それでもコミュニティはつくれない-
コロナが改めて顕在化させた現代日本の複雑さの1つに、オンラインサロンや勉強会などに代表される「コミュニティ」のインフレ状態と、戦後日本が置いていきたくても置いてこれなかった「共同体」マインドの顕在化があると日々感じている。二項対立では語れないその構造と、結局、日本人はコミュニティはつくれないのではないかという疑問を書いていく。 - コラム
「上滑りの近代」ならぬ「上滑りのアフターコロナ」
夏目漱石が「上滑りの近代開花」と評したのと同じように、いま日本は「上滑りのアフターコロナ」に向かって進んでいるようにみえる。これまで受け入れられなかった技術が世の中に実装され、新しい生活様式が決まられ、不況によって勝ち組と負け組の分断が浮き彫りになっている。表面的には「新しい」世界が訪れるような希望をいだかせる現象がみられるが、根底の部分-人々のマインド-は変わらず古いままである。