SDGsのsとは何か?-小文字の「s」に込められた大切なこと-

SDGsとは SDGsのsとは何か

この頃よく聞くSDGsという言葉。持続可能な世界の実現を目指して、国連が2015年に発表したキーワードです。

ニュースや新聞で見るたびに、こんな疑問をいだいた人がいるのではないでしょうか?

SDGsの小文字のsは、一体何を意味しているのだろう?」

「あの、金魚の○○みたいに、SDGにくっついている小さなsはなんだろう?」

この記事では、SDGsの専門家が小さな「s」の意味と、「s」に込められたSDGsを推進するうえで大切なことをわかりやすく解説していきます。

【あわせて読みたい】【最新版】 SDGsおすすめ本13選(読んだ本のみ!)-初心者から企業経営・地方創生と絡めたい方まで-

【あわせて読みたい】SDGs(エスディージーズ)とは?わかりやすく簡単に解説します!

SDGsのsとは何か?「s」の意味は、17の目標

SDGsの正式名称は、「Sustainable Development Goals」です。日本語にすると、持続可能な開発目標という意味にある英語で、2015年に新たに誕生した造語です。

SDGsには17の目標=ゴールがあります。17の目標とは以下のことです。

  1. 貧困を無くそう
  2. 飢餓をゼロに
  3. すべての人に健康と福祉を
  4. 質の高い教育をみんなに
  5. ジェンダー平等を実現しよう
  6. 安全な水とトイレを世界中に
  7. エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
  8. 働きがいも経済成長も
  9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
  10. 人や国の不平等をなくそう
  11. 住み続けられるまちづくりを
  12. つくる責任、使う責任
  13. 気候変動に具体的な対策を
  14. 海の豊かさを守ろう
  15. 陸の豊かさも守ろう
  16. 平和と公正をすべての人に
  17. パートナーシップで目標を達成しよう

これら17の目標を指しているのが、小文字のsの正体です。詳しく説明します。

英語では複数形の場合に、単語の最後にsを付けます。Dogs、Chiarsなど。

SDGsは目標が17個あるので、複数の目標をを指すためにGoalにsがついて「Goals」となるのです。そしてこのGoalsの「s」が、SDGsの小文字の「s」なのです!

これは意外と知られていない事実です。ただ説明されると納得感がありませんか
つまり最後のGを表すGoalの複数形Goalsのsだったのです。

【あわせて読みたい】SDGsはなぜ今必要なのか-世界が一つになって課題に立ち向かうための共通目標-

SDGsの「s」に込められた思い

この記事の主たる問い「SDGsの小文字のsとは何か?」の疑問は解けましたが、もう少し話を進めてみたいと思います。

新たにつくる言葉=造語の場合、この場合は国連は最後の「s」をつけずに「SDG」として発信する方法もあったはずです。

英語の言葉は三文字を短縮して「WHO」「TPO」のように表現することも多いため、「SDG」だったとしても違和感はなかったように思います。

そう考えると、この「s」はGoalsのsであるということ以上の、何か意味が隠されていると考えられます。

ここからは筆者の考えですが、SDGsは17の目標全てを2030年までに達成することが重要な目標です。

17のうち、16個の目標が達成されたとしても、どれか一つの状況が悪化していたら世界は良くなったといえないかもしれません。

SDGsで重要なのは、持続可能性=経済も、社会も、環境もすべてをよりよい状態に維持することです。そのため、どれかをよくするために何かを犠牲にするという考え方は、基本的にはNGなのです。

このようなSDGsの目指す態度「17の目標、全てを達成するぞ!」という思いが小文字の「s」には込められていると考えられます。

SDGsは一つの目標ではなく、17の様々な目標の達成によってはじめて成し遂げることのできる目標なのです。

【あわせて読みたい】SDGsの問題点はどこにあるのか-3つの批判ポイントを押さえる-

最後に-SDGsの「s」とは、持続可能性を表すサインだった-

SDGsとは SDGsのsとは何か

この記事では、SDGsのsとは何か?という疑問について解説してきました。

SDGsの小文字のsは、17の目標がありそれらすべてを達成することを目指す意志が込められた「s」だったのです。

この事実は、意外と知らない人も多いと思うので、ぜひ豆知識としていろんな人に話してみてください。その行動は、SDGsの理念を広めることにもつながるので、小文字のsの物語を話すことは、それ自体がSDGsにプラスな行動をしたことになります。

KAYAKURAでは、他にもSDGsに関する解説記事を多数掲載しています。あわせて読むことで学習効果が高まるので、興味関心ある方は、ぜひ他の記事も読んでみてください!

KAYAKURAではSDGsに関する講座や勉強会の講師(オンライン可)・WSのファシリテーション、SDGsと関連した地域活性化・地方創生・観光インバウンド・移住関連事業のサポート/コーディネート、執筆、調査を行っております。

まずはお気軽にお問い合わせフォームからご連絡ください。講師のプロフィールはこちらをご覧ください。

Amazonプライム

最後に、効率よく学ぶために本を電子版で読むこともオススメします。

Amazonプライムは1ヶ月無料で利用することができますので、非常に有益です。学生なら6ヶ月無料です。

Amazonスチューデント(学生向け)

Amazonプライム(一般向け)

Kindle Unlimited

数百冊の書物に加えて、

  • 「映画見放題」
  • 「送料無料」
  • 「書籍のポイント還元最大10%(学生の場合)」

などの特典もあります。社会や地域の課題を冷静に正しく分析する力は、読書や映画鑑賞などの幅広い経験から鍛えられますので、気になる方はぜひお試しください。

この記事を書いた人

Masato ito

1996年長野県生まれ。大学在学中に自身が代表を務める事業が長野県地域発元気づくり大賞を受賞。現在は一橋大学社会学研究科にて国内移住に関する研究を行いながら、KAYAKURA代表として長野県を主なフィールドに観光インバウンド・移住・まちづくりのコーディネート・プランニング・調査・PRを多数手がける。2019年からは都内の企業と地方の企業や自治体をつなぐ新たな取り組みも開始。訪日観光客向け観光情報発信サイトNAGANO TRIP運営。池田町第六次総合計画審議委員。週刊SPAや公益社団法人 日本観光振興協会発行『観光とまちづくり』など寄稿多数。2019年4月から東京都国立市と長野県池田町の2拠点居住実践中.