教育移住とは「国内・国外を問わず、子どものためによりよい教育環境を求めて移住すること」。
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教育移住とは
教育移住とは「国内・国外を問わず、子どものためによりよい教育環境を求めて移住すること」を指す言葉です。
いつ誕生した言葉か、誰がつくった言葉かはわかっていませんが、昨今メディアなどでも見る機会は増えています。
地方移住する際に子どもをもつ親にとって不安なのが進学先の選択肢の少なさ・不便さです。JOINによる調査の中でも、地方移住に際して次のようなことが不安だという声があります。
- 学校までの通学の距離と、都市部に比べて学力が下がらないかどうか(埼玉県女性39歳)
- 高校・大学の進学先の選択肢の少なさ・不便さが避けられないと思うこと(東京都男性35歳)
- 子どもたちがのびのびと過ごせる環境が整っているのか(東京都女性39歳)
このような状況において、最近では子どもの教育段階が変わるごとに移住先を変えるような教育移住も観測できるようになってきています。
例えば保育園は自然豊かな環境が近くにある自然保育&シュタイナー教育のところに通わせたい。小学校はいま住んでいる地域の学校に通わせたのち、中学校からは中高一貫のインターナショナルスクールに通わせたいから家族で一緒にインターナショナルスクールの近くに移住する。といったライフプランは典型的な教育移住だといえるでしょう。
これは国内だけでなく国外の先進的な教育環境を求めて移住することも当てはまります。
最近では上記で紹介したようなシュタイナー教育や自然保育、中高一貫の特色あるプログラムを用意した学校など保育園や学校の形態も多様化しています。また昔のように学区の縛りも強くありません。このように様々な背景があり教育移住が注目を集めている現状があります。
地方移住と子育ての関係性についてより深く知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
→みんな不安!「地方移住先での子育て」のリアル-人間関係・教育・治安・医療・仕事など-
長野県の自然保育を実践するこども園のインタビュー記事はこちらをご覧ください。