長野県池田町でワインを1から作る

長野県池田町にたどり着くまで

今回、お話を聞いたのは長野県池田町でぶどう園「うさうさのプチファーム」を営む中村智恵美さん。池田町でぶどう栽培を始めた経緯、0から始めて感じたこと、難しかったことなどを伺いました。

中村「2009年に当時住んでいた長野県須坂市で、信州高山村ワインぶどう研究会に入会したのが栽培を始めるきっかけでした。もともとワインは大好きでした。2010年に池田町がワインアカデミーという事業をやるということで応募して、池田町でぶどう栽培を始めました。」

池田町渋田見の青木原エリアでぶどう畑を営んでいる中村さん。住まいは松本、ぶどう畑は池田町のほかに大町市でも営んでいます。

「池田と大町にあるぶどう畑で栽培したぶどうでワインとジュースを作っています。池田でぶどう畑を始めるときは、もともとやっていらっしゃる方がいたのでいろいろと教えてもらいながら今日までやってきたという感じです。」

ワインを作るうえで苦労したこと

「大変だったのは、ぶどうを育てるのはもちろんなんですがワインを加工する工場を探すことでした。そんなに大きな面積でぶどうを作っているわけではないので、少量だとどうしても単価が高くなってしまう。希望価格に近く理解のある加工工場を探して、現在は山梨の工場で加工してもらっています。」

池田町でブドウ栽培を始めた理由

そんな中村さんですが、そもそも池田でぶどうを作ろうと思った理由はなんだったんでしょうか?

「ちょうど、ワインアカデミーという事業があったのも理由の一つですが、この土地がぶどう作りにとても適した土地だったいうのも大きな理由です。日当たりが良く水はけもいい、年間を通して気温や気候が程いい。人間が住みやすいと感じる土地は、ぶどう作りにも適しているんです。」

池田町の強みと弱みについて

現在、松本に住みながら池田と大町でぶどう畑を営まれている中村さんに、最後に「池田町」についてお聞きしました。

「ぶどう畑のある青木原エリアや山際は景色もきれいで素晴らしいと思います。ただ、街中はもっと活気が欲しいなというのも現実問題としてありますよね。あと、若い人にもっと頑張って欲しい! ぶどう栽培している人も高齢化が進んでいるので、若い方にもぶどう作りに関わっていただけたら未来は明るいですね。あとは…私たちはワインやジュースを作って道の駅などで販売していますが、池田は軸となる特産品が無いので、そこはもったいないと思います。」

中村さんがつくるワインの詳細はHPをチェック!

中村さんのワイン、ジュースは池田のハーブセンターや近隣市町村の道の駅で販売しています。

うさうさのプチファームHPは随時更新中なので要チェックです。

※本記事は、信州池田活性化プロジェクト「Maple Tree」が運営するHP内の池田町人紹介サイトに掲載された記事を改編したものです。

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KAYAKURAは「新しい地域と観光を考える」をコンセプトに、地域と地域にまつわる言葉や動向を深く考える地域考察メディアです。

この記事を書いた人

Masato ito

1996年長野県生まれ。大学在学中に自身が代表を務める事業が長野県地域発元気づくり大賞を受賞。現在は一橋大学社会学研究科にて国内移住に関する研究を行いながら、KAYAKURA代表として長野県を主なフィールドに観光インバウンド・移住・まちづくりのコーディネート・プランニング・調査・PRを多数手がける。2019年からは都内の企業と地方の企業や自治体をつなぐ新たな取り組みも開始。訪日観光客向け観光情報発信サイトNAGANO TRIP運営。池田町第六次総合計画審議委員。週刊SPAや公益社団法人 日本観光振興協会発行『観光とまちづくり』など寄稿多数。2019年4月から東京都国立市と長野県池田町の2拠点居住実践中.