『週刊ダイヤモンド』の評判は?地方移住の観点からコンテンツの質と購読の価値を考える

週刊ダイヤモンド

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「地方移住のトレンドを押さえるためにどの本を読めばいいか」これはとても悩ましい問題です。なぜなら人によって知りたい地方移住に関する情報は違うからです。

地方移住のトレンドを押さえる目的が「地方移住する前の予習」なのか「地方移住関連のビジネスに応用した」のか「地方移住を批判的に捉えたい」のかでも何を読むべきかは異なります。

KAYAKURAでは単行本、新書、雑誌問わず地方移住について学び考察できる書籍を紹介していますが、今回紹介するのは雑誌『週刊ダイヤモンド』です。

「週刊ダイヤモンドってビジネス雑誌で移住とは関係ないんじゃない?」と思う方もいるかもしれませんが、実はダイヤモンドはたまに地方移住に関する記事を掲載します。そしてそれは週刊ダイヤモンドならではの立ち位置と視点で切り取られた有益なものであったりもします。

週刊ダイヤモンドとは

『週刊ダイヤモンド』はダイヤモンド社が発行する週刊の経済専門雑誌です。石山賢吉によって1913年(大正2年)5月10日に創刊され、今日まで毎週月曜日に発売を続けています。

週刊ダイヤモンドは毎号タイムリーなビジネス情報が満載なのが特徴です。独自の切り口による徹底した取材記事と豊富なデータ、見やすいビジュアルでビジネスパーソンが今もっとも知りたいニュースをわかりやすく分析・解説しています。

以下は主要なビジネス系雑誌の発行部数です。歴史が長い週刊ダイアモンドは、発行部数においても今日までトップを維持し続けており多くの人に信頼され支持を得続けているとわかります(たまに不祥事はありますが)。

  • 週刊ダイヤモンド ダイヤモンド社:129,583
  • DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー:20,900
  • 週刊東洋経済 東洋経済新報社:92,500
  • THE21 PHP研究所:59,300

ビジネス系雑誌だからこそできる地方移住トレンドと現実の発信

この記事のテーマは『週刊ダイヤモンドの特徴とおもしろさを地方移住というキーワードから読み解く』ことです。そのための足掛かりとして、まずはこちらの記事を紹介したいと思います。

記事のタイトルは「定年後に憧れていた「沖縄暮らし」を私があきらめた理由」、書いたのは内山武行氏。沖縄暮らしにあこがれていた筆者が移住先を探すために沖縄のさまざまな島を巡ってみたところ、沖縄への移住は難しそうだということを実感したという内容です。

昨今、地方移住に関しては積極的移住者やキラキラ移住者と呼ばれるような成功ケースや、苦労しながらも移住先での生活を楽しんでいるといった語りの雑誌が人気を博しています。これは地方移住に関心ある人のうち、多くが移住を検討しているから当たり前のことともいえるでしょう。

しかしビジネスとして地方移住を扱いたい人や移住について勉強したい学生、あとは現実的に未来を見据えて移住を検討したい人にとってはポジティブなコンテンツばかりでは物足りないですし本当に欲しい情報が得られないかもしれません。

そんなときに週刊ダイヤモンドのような立ち位置の雑誌は、専門家へのインタビューに基づく正確で客観的な地方移住の実態やトレンドの情報を読者に届けてくれます。これが私が週刊ダイヤモンドが地方移住に関する情報収集で役立つと言う理由でです。

大前提として、週刊ダイヤモンドは移住系雑誌ではありません。これは他のキーワードにも言えることで、地方創生にしてもSDGsにしてもサーキュラーエコノミーにしてもそうです。しかしだからこそ、何かを無批判に推進するということはあまりないように思います。

最後に

紹介した沖縄移住を検討し失敗した記事の他にも、「中部圏社会経済研究所と連携した独自の市区町村ランキング」や「地方移住の新トレンド、自治体が提案する「お試し移住」って?」「起業移住者の屍を生む地方自治体の誘致策、失敗しない視点とは」など、他の地方移住系雑誌とは異なる切り口の記事を多数掲載しています。

私は週刊ダイヤモンドの他にもいくつかのビジネス系雑誌を定期購読していますが、どこの媒体も移住推進系の雑誌には書けない記事を書いており、それらを併用して読むことで学びになることがたくさんあります。その中でも、今回は移住系の単行本も出版しており記事の質が高い週刊ダイヤモンドをおすすめさせていただきました。

いま定期購読を契約すると通常時よりも安くなるといったキャンペーンもしているようなので、新型コロナウイルスの流行下で読書やインプットを頑張りたいなと思っている方は雑誌での情報収集などもいかがでしょうか。KAYAKURAでは雑誌媒体ごとの特徴や地方移住・社会課題・観光インバウンド・SDGs系記事の紹介もしていけたらと思いますので、今後ともぜひ読んでみてください。

書店で一番売れているビジネス誌『週刊ダイヤモンド』1冊あたり391円【最大45%OFF】

→地方創生関連の本を探している方は、こちらの記事もどうぞ「【2021年最新版】地方創生/地域活性化おすすめ本18選-入門書, 事例集, 専門書等-」

この記事を書いた人

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Masato ito

1996年長野県生まれ。大学在学中に自身が代表を務める事業が長野県地域発元気づくり大賞を受賞。現在は一橋大学社会学研究科にて国内移住に関する研究を行いながら、KAYAKURA代表として長野県を主なフィールドに観光インバウンド・移住・まちづくりのコーディネート・プランニング・調査・PRを多数手がける。2019年からは都内の企業と地方の企業や自治体をつなぐ新たな取り組みも開始。訪日観光客向け観光情報発信サイトNAGANO TRIP運営。池田町第六次総合計画審議委員。週刊SPAや公益社団法人 日本観光振興協会発行『観光とまちづくり』など寄稿多数。2019年4月から東京都国立市と長野県池田町の2拠点居住実践中.