道路占用許可緩和でテラス席やテントを設置してイベント開催-長野県千曲市屋代駅前商店街の取組-

コロナをキッカケに道路占用の需要が高まることが見込まれたことで、緊急措置として道路占用許可が緩和されて数か月。全国、さまざまな場所で歩道を利用してのテラス席やイベントが開催されています。

長野県千曲市屋代駅前にあるカフェ よろづやでは屋代駅前通り商店街協同組合など関係団体と連携して長野県内で最も早く道路占用許可を申請し受託され、7月から取り組みを重ねてきました。今回、8月14日にテラス席と出展販売を組み合わせたイベントを実施。道路占用許可を緩和しての取組の事例としてぜひ参考にしてみてください。

道路占用許可の緩和について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

テラス席や出展者のテントが歩道にずらり

当日は10以上の出展者が集い、歩道にテントやテラス席を設置、屋代駅前商店街の歩道は開発によりとても幅が広いため、これだけテントやテラス席を設置していても2m以上、人が歩く場所を確保することができます。

人が歩き始めると準備が難しいため、今回は朝6時30分~出展者やスタッフは集合して準備を開始。地域の方々が移動を始める前に準備を済ませるのは良さそうです。

和カフェ よろづやの前にある広い歩道を挟んで設置されれたテラス席。カフェ側ではコンサートが開かれいつもの歩道がコンサート会場となっていました。

道路占用許可が緩和されたことをうけ、テラス席だけでなくコンサートに必要な機材も歩道に設定できています。

道路占用許可 看板 設置例

道路占用許可が緩和された場合、この写真のような看板を出す必要があります。看板には趣旨と期間、時間、実施主体が記載されています。

最後に-コロナ禍、テラス席だからこそできることがある-

毎年、8/11の山の日に屋代駅前から近くの信号まで歩行者天国で行われていた千曲夏祭りがコロナ感染拡大防止のため早々に中止になったことをうけて、開催されたこのイベント。規模は例年のお祭りよりも小さいですが、この辺りでは唯一のイベントとなりました。

出展者やスタッフに話を聞くと、「人が集って楽しいことができる場がなかったから嬉しい」「外だと安心して出展できる」「夏の晴れた空の下、イベントができたのは道路占用許可が緩和されたから」といった声がありました。アイデア次第でさまざまな展開が可能な道路占用許可の緩和。

緩和期間中にさまざまな取り組みがなされることで、今後も継続的に歩道を利用してのイベントなどができるようになることが望まれます。

-ラジオ版KAYAKURA-

ラジオ版KAYAKURAは毎回1つのテーマについて5分~10分で深堀する音声コンテンツです。テーマは社会課題・最新ニュース・地方創生・観光インバウンドなど。スキマ時間の学びを思考を促す内容となっていますので、ぜひ聴いてみてください。

この記事を書いた人

Masato ito

1996年長野県生まれ。大学在学中に自身が代表を務める事業が長野県地域発元気づくり大賞を受賞。現在は一橋大学社会学研究科にて国内移住に関する研究を行いながら、KAYAKURA代表として長野県を主なフィールドに観光インバウンド・移住・まちづくりのコーディネート・プランニング・調査・PRを多数手がける。2019年からは都内の企業と地方の企業や自治体をつなぐ新たな取り組みも開始。訪日観光客向け観光情報発信サイトNAGANO TRIP運営。池田町第六次総合計画審議委員。週刊SPAや公益社団法人 日本観光振興協会発行『観光とまちづくり』など寄稿多数。2019年4月から東京都国立市と長野県池田町の2拠点居住実践中.