【福島県白河市】サードプレイス コミュニティ・カフェ EMANON 利用レポ

ふくしま「テレワーク×くらし」体験支援補助金を利用して福島県を訪れた際に、なかなか作業できる場所が見つからず困っていたところ白河市の旧街道沿いに「コミュニティ・カフェEMANON」を見つけました。

中に入ってみるとカフェ＋作業ができる空間となっており、Wi-Fi・コンセント完備で仕事がしやすいスペースでした。近くには観光スポットもあるのでテレワークやワーケーションにうってつけ。ということで今回は、福島県白河市にあるコミュニティ・カフェEMANONをご紹介します。

コミュニティ・カフェ EMANONの概要・アクセス

Webサイトによるとコミュニティ・カフェ EMANONは2015年当時大学院生だったメンバーを中心として、高校生のためのサードプレイスをつくるための団体「EMANON準備室」を設立。

１年間をかけて、白河市中心市街地にある築90年の古民家をリノベーションし高校生、大学生、地域の方の力で2016年3月にオープンした施設です。

コミュニティ・カフェ EMANONを運営する未来の準備室は、福島県白河市を拠点に活動する一般社団法人です。2015年に事業を開始したコミュニティ・カフェ EMANONでの実践・研究を核に、キャリア教育やまちづくり・地方創生の分野で事業を行なっています。

オープン以来「高校生びいきのカフェ」として、日常のカフェとして地域の中の交流場所として、地域の情報を発信する拠点として高校生が活動する基地として活用されています。

なんと高校生は、注文しなくてもカフェを使うことができます。注文する場合も、高校生向けの学割価格で提供されるとのこと。一般の方への飲食物の販売価格の一部は、高校生の活動を支援するために活用されます。

コミュニティ・カフェ EMANONはJR東北本線・白河駅から徒歩5分/JR東北新幹線・新白河駅からタクシーで10分の場所にあります。旧街道沿いにある古民家をリノベーションしており、周辺を歩いてみるのもおすすめです。

café EMANONはドリンクも美味しいスペース

まちのカフェとして、コーヒー・ソフトドリンク・お菓子などがありました。白河の街で購入したお菓子やパンの持ち込みも歓迎とのこと。持ち込みができるのは嬉しいですね。

駅から街中を散策して疲れていたので、ブルーハワイクリームソーダを注文。純喫茶のような本格的なものが出てきて驚きました。居場所の片手間としてのドリンクではなく、本腰を入れて美味しいものを提供しようという気持ちが感じられました。

コミュニティ・カフェ EMANONは入り口から雰囲気あるスペース

ENAMONの扉を開けて中に入るとこんな感じです。左側にあるのは古い下駄箱。現在でも使っており、入る際は靴をこの中に入れてスリッパを履いて利用思案した。

白川とその周辺地域のパンフレットがカウンターもあったので、観光等で地域の情報を求めている人も休憩ついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

窓際には元宿場町だった趣ある通りを眺めながら過ごせるスペースも。手作り感とおしゃれさが程よいバランスで思わず長居したくなる空間です。

なおコロナ禍ということで店内での飲食が気になる方は、外にもテーブル&いすが置いてあったので安心して利用できますよ。

広々としたメインスペース

こちらがメインスペースです。年が明けてから訪れたのでこの日は習字が飾ってありました。高校生の居場所という雰囲気があり、ちょっと懐かしい気持ちになりました。

壁際には最近はやりのボードゲームがずらり並んでいました。

メインスペースにはまちづくりや地域、勉強、暮らし等に関する本がありました。何も持っていかなくても、作業しに行ったとしても、息抜きに置いてある本を手に取ってゆったり過ごせるのも良いですね。

作業に集中できる空間もある

メインスペースのほかに、作業する人にとっては嬉しい半個室もありました。スタッフさんによると文房具や工具、PCやカメラなどの貸し出しもあるとのこと。私もここでドリンクを飲みながら作業をしました。

最後に-街道に建つコミュニティスペース-

コミュニティ・カフェ EMANONは古民家をリノベーションした過ごしやすい空間でした。高校生向けのスペースをうたっていますが、ビジネスパーソンやふらっと立ち寄っても利用も大歓迎とのこと。

テレワークやリモートワーク、ワーケーションでも利用しそうに感じたので、ぜひ白河を訪れた際は立ち寄ってみてください。