Audibleで読みたい!観光実務者が聴くべきオーディオブック6選

Amazon audible 社会学 本

「観光の本を読みたい!けど活字が苦手…」

「観光事業をより成長させるためにインプットしたいけど、読書をする時間がない!」

そんな方におすすめなのが最近流行りの耳で聴く読書です。特にユーザー数が多いAmazon社のサービスAudibleでは、近年観光関連のラインナップも増えてきました(今後もさらに増えていくと思います)。

→Audibleの詳細はこちらの記事でチェック

耳で聴く読書なら家事の合間や通勤中にも読むことができ、活字が苦手な人でも効率よくインプットすることができます。そこで本記事ではAudibleで読める観光関連本をご紹介します。

Audibleは現在、初回30日間無料体験を実施中なので気になる本があったらぜひ登録して読んでみてください!期間中に解約すればお金もかかりませんよ。

【あわせて読みたい】【2022年最新版】観光 インバウンドおすすめ本16選-ポストコロナ・東京オリンピック後・ビジネス再考のために-

Audibleで読める観光 本1|世界一訪れたい日本のつくりかた-新・観光立国論【実践編】-

初めに紹介するのはデービッド・アトキンソン氏の著書『世界一訪れたい日本のつくりかた-新・観光立国論【実践編】-』です。筆者は観光業を進化させたベストセラー『新・観光立国論』著者の最新提言です。

本書は日本が「6000万人の外国人観光客」を招致できる真の「観光先進国」になるためにとるべき方策をあますところなく解説した1冊です。

筆者が示すのは観光産業をさらに進化させるうえで「どう分析するか?」「何を整備するか?」「いかに発信するか?」の3つの問いの答え。観光収入の決まり方や活用すべき観光資源など気になる点の解説が盛りだくさんです。

Audibleで読める観光 本2|観光再生―サステナブルな地域をつくる28のキーワード

2冊目に紹介する『観光再生――サステナブルな地域をつくる28のキーワード』は、持続可能性が重要視される時代の観光をめぐる28のキーワードを紹介した1冊です。

「移動制限」「訪日客99.9%減」という危機から観光再生を目指すためのヒント&事例が満載の本書。地域を担う人、事業者、自治体などすべての関係者に読んでもらいたい1冊だといえます。なお紹介されている28のキーワードは以下の通りです。

サステナブル・ツーリズム、リジェネラティブ・トラベル、地域教育とシビックプライド、コミュニティ・ツーリズム、観光貢献度の可視化、量から質へ(発想の転換)、BCPの策定、マイクロモビリティ、観光型MaaS、DX(デジタルトランスフォーメーション)、スマートツーリズム、バーチャルツーリズム、ライブコマース、AI・ロボット/非接触型機器、アフターインスタ映え、食の多様化、アドベンチャー・ツーリズム、ロングステイヤー/ワーケーション、レスポンシブル・ツーリズム、高付加価値化、富裕層(ラグジュアリー)マーケット、ニューマーケットの開拓、観光CRM、リスク分散/事業の多角化、人材の確保・育成、サバティカル制度、ダイバーシティ、関係人口の創出

Audibleで読める観光 本3|大前研一ビジネスジャーナル No.9(世界のリゾート&ツーリズム徹底研究~インバウンド時代の観光産業を生み出す仕掛け~)

本書ではインバウンドビジネス熱の高まりの中、いかに長期的視点に立って「観光産業」「ツーリストビジネス」をビジネスとして確立させるかを大前研一氏が解説しています。

世界の観光産業規模は8兆ドルに迫り、雇用者数は1億人超。観光産業は自動車産業をもしのぐ巨大産業です。ところが、日本では「観光」を産業と見なした大きな仕掛けができていません。国や地方が一体となって観光産業の振興に取り組むということをしてこなかったと筆者は指摘します。

日本を訪れる外国人観光客が増えている今こそ、この傾向を一過性のものに終わらせないために何ができるのか。

世界中から集客する「日本が学ぶべき世界の魅力的なリゾート」の事例を通して、これからの日本企業・地方が取り組むべき“観光産業の課題”について考えます。

観光産業・インバウンドビジネスに従事する方はもちろん、「地方創生」「まちブランディング」といったテーマに興味をお持ちの方にもおすすめです。

Audibleで読める観光 本4|星野リゾートの教科書-サービスと利益 両立の法則-

4冊目は星野リゾート社長 星野佳路代表が参考にし実践する名著30冊を公開した『星野リゾートの教科書-サービスと利益 両立の法則-』です。

ビジネスリーダー必読の経営書。そのエッセンスと実践事例がこの1冊でわかります。「同業他社と差別化し、混戦から抜け出すために必要な教科書は?」「コスト競争力を高め、同時に顧客満足度も引き上げるために役立つ教科書は?」「部下のやる気を引き出して、現場のミスを減らすために役立つ教科書は?」といった疑問に答えを与えてくれる本が明らかになります。

軽井沢の老舗温泉旅館から、日本各地でリゾート施設を運営する企業へと飛躍した星野リゾート。その成長の背景には、星野佳路社長が実践した「教書通りの経営」があります。

本書は星野社長が戦略やマーケティング、リーダーシップの参考にしたネタ本30冊と、それらの本から学んだ理論の実践事例を一挙に紹介しています。

Audibleで読める観光 本5|2040年の未来予測

3冊目はNewspicksへの出演等で話題の元早稲田大学ビジネススクール客員教授 成毛 眞氏の著書『2040年の未来予測』です。

本書は、あらゆるデータから導き出されるありのままの未来を書いています。「今日」にはこれから起こることの萌芽があるとすれば、現在を見つめれば未来の形をつかむことは誰にでもできます。

この本を読めば将来的に観光業界も巻き込まれる読めない未来を、俯瞰的に考えられる力がきっとついていることでしょう。

Audibleで読める観光 本6|地方創生大全

6冊目に紹介するのは木下斉氏の大ヒット著書『地方創生大全』です。

大全と銘打っているだけあり、本書では地方が抱える問題を「ネタ」「モノ」「ヒト」「カネ」「組織」の5つに体系化。28の「問題の構造」を明らかにし、明日から取り組める具体的な「再生の方法」を提言しています。

他の本と比べて厚く書名も仰々しいため一見すると手を伸ばしにくいですが平易な言葉でわかりやすく書かれているので入門書としてもおすすめ。聴く読書ならばさらに分かりやすく理解することができます。

最後に-観光を学ぶための本を探している方には以下の記事もおすすめ-

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今回はAmazon Audibleで聴いて読める観光関連本をご紹介しました。まだまだ聴く読書で読める観光関連本は少ないですが、今後ラインナップが充実していくことが予想されるので定期的にアップデートする予定です。

KAYAKURAでは他にも観光関連本を読む方法・おすすめの本をご紹介しています。ぜひ以下の記事もあわせて読んでみてください。

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この記事を書いた人

KAYAKURA 編集部

これからの地域・社会・観光を考えるWebサイトKAYAKURA編集部です。編集部記事では、KAYAKURAメンバーの専門性を生かした記事や、わかりやすくまとめる解説系記事を公開しています。