国内旅行半額補助はいつから?Go To Travelキャンペーンをわかりやすく解説

6月21日発表最新情報はこちら↓

5月25日に緊急事態宣言が全面的に解除されました。そこで気になるのは「いつから観光していいのか?」です。政府が5月25日に変更し発表した「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」で示された内容によれば、

  • 6月18日までは特定警戒都道県との移動は慎重に
  • 6月18日までの期間は都道府県内から観光振興に取り組む
  • 6月19日以降、都道府県外の観光客の呼び込みを実施していく
  • 7月下旬をめどにGo To Travelキャンペーンを実施予定

とのことで、6月下旬までは都道府県内の観光をメインにしその後、都道府県を超えた観光を促進していくことが示されています。しかし具体的にどのような計画なのか、また政府が示したGO TO キャンペーン/Go To Travelキャンペーンとは何なのか、わからないところがあるので具体的にみていきましょう。

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国内旅行について今後の想定される流れ

政府は5月25日の緊急事態宣言全面解除を受けて「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」を変更しました。方針の中では外出自粛について、新しい生活様式が広まり定着するまでの一定期間(約3週間を想定)、地域ごとの調査を行い結果によって段階的に自粛や移動への制限を緩和していくとしています。(新しい生活様式について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください)

都道府県を超える不要不急の帰省や観光は引き続き5月末まで避けなければならないとしています。そのうえで6月18日までは特定警戒都道県(東京、神奈川、埼玉、千葉)や北海道との移動は慎重になることを求めています。

6月18日ごろまでの期間は都道府県内での観光振興に取り組むことを推奨しており、地域ごとの調査結果を踏まえて6月19日以降に都道府県外からの観光や旅行・人の呼び込みを実施し少しずつ国内旅行を振興していく予定です。

6月18日の約1か月後、7月下旬からは積極的に国内観光の振興を進めるGO TO キャンペーンの実施が予定されています。この計画に基づくと例年より短くなることが想定される小学校~大学の夏休み期間に一気に国内観光が加速する狙いであることがわかります。

国内旅行半額補助を示したGo To Travelキャンペーン/GO TO キャンペーンとは?

国内旅行半額補助が含まれるGo To Travelキャンペーンは、観光業や飲食業の需要喚起策「GO TO キャンペーン」の一部です。GO TO キャンペーンは、新型コロナウイルスによって大きな打撃を受けている観光業・飲食業・イベント業・商店などでの消費を喚起するための一体的な取り組みで、4月7日時点の事業イメージでは以下5つの事業が実施される予定です。

  • Go To Travelキャンペーン(旅行業者等経由で購入した場合の国内旅行半額補助/クーポンなど)
  • Go To Eatキャンペーン(オンライン飲食予約サイト経由で購入した場合、飲食店で使えるポイント等を付与/登録飲食店で使えるプレミアム付き食事券など)
  • Go To Eventキャンペーン(チケット会社経由で期間中のイベント・エンターテインメントチケットを購入時多場合の2割相当の補助)
  • Go To 商店街キャンペーン(商店街等によるキャンペーン期間中のイベント開催、プロモーション、観光商品開発等の実施)
  • 一体的なキャンペーンの周知

ポイントは全てのキャンペーンで、なんでもかんでも補助やクーポンの対象となるわけではなく「○○を経由して」となっている点です。どこで購入した場合に補助やクーポンの対象となるのかで事業の有効性や消費者側のメリットは大きく変わってくるので、今後の追加発表に注目です。

GO TO キャンペーンの全体像や期待できる点・課題点について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

Go To Travelキャンペーン国内旅行半額補助はいつから開始予定?

国内旅行半額補助が含まれるGo To Travelキャンペーン/GO TO キャンペーンは5月26日時点で、7月下旬から開始予定です。ただそれは7月下旬までに新型コロナウイルスが想定通り落ち着いた場合の予定なので、第2波第3波が来た場合は予定は変わるでしょう。

Go To Travelキャンペーン国内旅行半額補助の予定内容は?

Go To Travelキャンペーンでは、現時点で主に以下2つの補助が予定されています。

  • 国内旅行の代金を半額補助(1人あたり1泊最大2万円の補助)
  • 観光地の土産物店などで利用できるクーポン券を発行

みんなが気になる国内旅行半額補助に関しては、旅行業者経由で期間中に旅行商品を購入した消費者に対して代金の半額補助がなされる予定です。この補助のカタチに関しては半額相当分のクーポン券の支給になるとの話もありますが、5月26日時点では詳細はわかりません。

クーポン券の発行に関しては、地域産品・特産品・飲食・施設などで利用できるクーポンが想定されているようです。

Go To Travelキャンペーンで示されたクーポンとは?

Go To Travelキャンペーンでは、国内旅行半額補助(1/2相当)を含む地域産品飲食などでクーポンによる補助を予定していると記載されています。クーポンの中身や形式については5月26日時点まだ公表されていませんが、クーポンの形式や入手方法によって事業の有効性は変わることが予想されるため情報を注視していく必要があります。

まとめ-Go To Travelキャンペーン/国内旅行半額補助は起爆剤となるのか-

7月下旬をめどにGo To Travelキャンペーン/国内旅行半額補助は実施される予定ですが、果たしてこれらは観光業・飲食業の復活起爆剤となるのでしょうか。起爆剤となることを祈る一方で、急激な復活は新たなリスクを起こす可能性もあります。なんでも「いきなり/急に」は新たなリスクを生み出す可能性があるため、なだらかな振興が求められそうです。

KAYAKURAでは地方移住・観光インバウンドに関する講座や勉強会の講師・WSのファシリテーション、執筆、関連した地域活性化・地方創生・観光インバウンドなど関連事業のサポート/コーディネートを行っております。お困りの方はお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

参考資料
・令和2年度国土交通省関係補正予算の概要
・新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針


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この記事を書いた人

Masato ito

1996年長野県生まれ。大学在学中に自身が代表を務める事業が長野県地域発元気づくり大賞を受賞。現在は一橋大学社会学研究科にて国内移住に関する研究を行いながら、KAYAKURA代表として長野県を主なフィールドに観光インバウンド・移住・まちづくりのコーディネート・プランニング・調査・PRを多数手がける。2019年からは都内の企業と地方の企業や自治体をつなぐ新たな取り組みも開始。訪日観光客向け観光情報発信サイトNAGANO TRIP運営。池田町第六次総合計画審議委員。週刊SPAや公益社団法人 日本観光振興協会発行『観光とまちづくり』など寄稿多数。2019年4月から東京都国立市と長野県池田町の2拠点居住実践中.